それはそうと日記
FTMM
2006'02.13.Mon
「課長、企画書持ってきました」
「あ、君か。まあまあ、座っていいよ」
「すいません」
「で、宿題にしていた企画書が書けたのかね。意外と早かったね」
「頑張りました」
「早速、見せて貰うよ」
「はい、この封筒の中です」
「これか・・・タイトルは・・・」
「『妹65536人サバイバー』です」
「もしもし?部長?部長?あのね、ここにね、超リストラ要員が」
「課長!最後まで話を聞いてください!」
「聞けるか!」
「最後まで聞いてください!」
「忙しいんだよ!また今度にしてくれ!」
「リストラするのは最後まで聞いてからでも遅くはないでしょう!」
「まあ、そこまで言うなら・・・」
「聞いてみれば意外とまともなんですから」
「まともじゃなかったら、これだからな」
「いいですよ」
「じゃあ、話してくれ」
「このゲームのテーマはヒューマンドラマなんですよ」
「ほう」
「無人島に送られた65536人の妹たちが飢餓や猛暑の極限状況に追い込まれながら織りなす、友情、同盟、喧嘩、裏切り、のヒューマンドラマを描いた作品になる予定です」
「で、ゲームの目的は?」
「お兄ちゃんを独り占め」
「そこは譲れないんだ・・・」
「ええ、主題ですから」
「いや、いい、続けてくれ」
「人が65536人集まれば、そこには政治が生まれます、そして政治が生まれるところには・・・」
「ちょっと待ってくれ」
「何ですか?」
「65536人って・・・、一人一人違うのか?」
「ええ、全く違います。全員のキャラクターデザインはこちらを見て下さい」
「おい」
「はい?」
「この子とこの子、色違いだぞ?」
「はい、128人の原型に512通りのパレットパターンを与えることにより、65536人を実現しました」
「ていうか、この子、肌、緑色じゃないか?」
「ああ、この子はマモーの妹という設定です」
「この子なんて、頭がとんがってるし」
「この子はサターン星人の妹という設定で」
「こいつはどうみても男にしか見えないし」
「あ、この人は後藤真希の弟です」
「男じゃねえか!」
「今はボーイズラブが受けるんです!」
「じゃあ、こいつは?」
「この人は安達祐実の兄です」
「この期に及んで、そんな誰も知らない芸能ネタを挟みやがって!」
「で、話を戻してですね」
「戻すのか」
「ヒューマンドラマを盛り上げる舞台としての無人島は・・・」
「ちょっと待て」
「何ですか?」
「キャラが一人一人違うって言ってたが、性格設定とかもされているのか?」
「ええ、もちろんです。個性のないキャラなんて木偶の坊ですから」
「たとえば?」
「お兄ちゃんの事が好きで好きで好きでたまらない妹とか」
「他に?」
「金のために参加してきている妹とか」
「それから?」
「片づけの出来ない主婦とか」
「主婦じゃねえか!」
「全員が未婚だなんて言ってないじゃないですか!」
「もういいよ!テーマとかどうでもいいから、とっととゲームの流れを説明してくれ!」
「1週間に1回行われる投票で妹を一人ずつ落としていって最後に残った妹が・・・」
「1000年かかるじゃねえか!」
「あ、君か。まあまあ、座っていいよ」
「すいません」
「で、宿題にしていた企画書が書けたのかね。意外と早かったね」
「頑張りました」
「早速、見せて貰うよ」
「はい、この封筒の中です」
「これか・・・タイトルは・・・」
「『妹65536人サバイバー』です」
「もしもし?部長?部長?あのね、ここにね、超リストラ要員が」
「課長!最後まで話を聞いてください!」
「聞けるか!」
「最後まで聞いてください!」
「忙しいんだよ!また今度にしてくれ!」
「リストラするのは最後まで聞いてからでも遅くはないでしょう!」
「まあ、そこまで言うなら・・・」
「聞いてみれば意外とまともなんですから」
「まともじゃなかったら、これだからな」
「いいですよ」
「じゃあ、話してくれ」
「このゲームのテーマはヒューマンドラマなんですよ」
「ほう」
「無人島に送られた65536人の妹たちが飢餓や猛暑の極限状況に追い込まれながら織りなす、友情、同盟、喧嘩、裏切り、のヒューマンドラマを描いた作品になる予定です」
「で、ゲームの目的は?」
「お兄ちゃんを独り占め」
「そこは譲れないんだ・・・」
「ええ、主題ですから」
「いや、いい、続けてくれ」
「人が65536人集まれば、そこには政治が生まれます、そして政治が生まれるところには・・・」
「ちょっと待ってくれ」
「何ですか?」
「65536人って・・・、一人一人違うのか?」
「ええ、全く違います。全員のキャラクターデザインはこちらを見て下さい」
「おい」
「はい?」
「この子とこの子、色違いだぞ?」
「はい、128人の原型に512通りのパレットパターンを与えることにより、65536人を実現しました」
「ていうか、この子、肌、緑色じゃないか?」
「ああ、この子はマモーの妹という設定です」
「この子なんて、頭がとんがってるし」
「この子はサターン星人の妹という設定で」
「こいつはどうみても男にしか見えないし」
「あ、この人は後藤真希の弟です」
「男じゃねえか!」
「今はボーイズラブが受けるんです!」
「じゃあ、こいつは?」
「この人は安達祐実の兄です」
「この期に及んで、そんな誰も知らない芸能ネタを挟みやがって!」
「で、話を戻してですね」
「戻すのか」
「ヒューマンドラマを盛り上げる舞台としての無人島は・・・」
「ちょっと待て」
「何ですか?」
「キャラが一人一人違うって言ってたが、性格設定とかもされているのか?」
「ええ、もちろんです。個性のないキャラなんて木偶の坊ですから」
「たとえば?」
「お兄ちゃんの事が好きで好きで好きでたまらない妹とか」
「他に?」
「金のために参加してきている妹とか」
「それから?」
「片づけの出来ない主婦とか」
「主婦じゃねえか!」
「全員が未婚だなんて言ってないじゃないですか!」
「もういいよ!テーマとかどうでもいいから、とっととゲームの流れを説明してくれ!」
「1週間に1回行われる投票で妹を一人ずつ落としていって最後に残った妹が・・・」
「1000年かかるじゃねえか!」
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