それはそうと日記
FTMM
2006'06.03.Sat
「だから、そんなありきたりなのじゃ駄目なんです!」
「何が駄目なんだよ!」
「大体、今どきメイド物なんて流行らないんですよ!」
「反対するなら、お前が別の案を出してみろって、言ってるじゃねえか!」
「僕はさっき出したじゃないですか!」
「何が『本格推理アドベンチャー』だ!そっちの方がよっぽど今どき流行らねえよ!バカ!」
「僕は今こそ、18禁ゲームの原点に帰るべきだと言ってるんです!」
「そんなに原点が好きだったら、そんなゲームMSXで出してろ!」
「まあまあ、2人ともエキサイトしない事ですよ。そんなことでは、まとまる物もまとまらないですよ?」
「そうですね・・・」
「そうだな・・・」
「コーヒーでも飲んで一旦クールダウンって事でお二方、よろしいか?じゃあ岸田君、コーヒー入れてきてくれるかな?ブラック一つと甘いカフェオレを二つ」
「はい。かしこまりました」
「入れてきました」
「ご苦労さま」
「ブラックどうぞ」
「おう」
「あと二つカフェオレです」
「ありがと」
「まあ、企画段階でいろんな可能性を模索するのは悪い事じゃないから、2人ともそうカッカしなさんなって」
「あのー・・・」
「あ、岸田君ありがとう。もう下がっていいですよ」
「いやそうじゃなくて僕にもちょっとだけゲームの企画っていうのが・・・」
「え?君、ずっとそんな事考えてたの?」
「やめとけやめとけ。素人が口出しする話じゃねえぞ、これは」
「まあまあ、いいじゃないですか。若い人の話には耳を傾ける物ですよ。休憩中、彼の話を聞くというのも趣があっていいじゃないですか」
「確かに聞くだけならただですからね」
「ろくでもねえ気もするけどな」
「え僕話してもいいんですか?」
「ええ、いいですよ」
「僕ずっと思ってたんです。最近の美少女ゲームのヒロインは何か一つの食べ物に固執してる事が多いなって。で僕考えてこれは必然だと思ったんです。どういう事かっていうと助平を売りにしない美少女ゲームっていうのは助平の代替行為として助平と同様に本能に根ざした行為である食事にスポットライトを当てることにより、助平抜きでのゲーム進行を可能に・・・」
「ああ、分かったから、分かったから。結局、お前、何が言いたいんだ?」
「ヒロインは一つ大好きな食べ物を持っているべきなんです!」
「お前なあ・・・企画っていうのはな・・・」
「ちょっと待ってみて下さい。彼の話はまだ終わってないみたいですよ」
「それで僕が考えた企画はコレです!」
「こんな分厚い企画書・・・えー!?いつ作ったの?」
「ずっと機会を窺ってました!僕の考えた新しい美少女ゲーム案はこうです!」
第2ラウンドは甘味早食いバトルロイヤルー!
バトルスタート!
おおっとー!早くも神無月選手、もの凄い勢いで食べる食べる!
まるで人間ブルドーザーだー!
ええっ!もう、ぜんざい10杯食べちゃったの!?
だってまだ、2分経ってないよ!?
凄い凄い凄い!
規定の25杯を真っ先に食べ尽くしてしまいそうだー!
あと2杯!
あと1杯!
頑張れ!あとは餅だけだ!
頑張れ!
終了ー!
5分49秒でぜんざい25杯を神無月選手、完食だー!
神無月選手!今の、今の心境を一言で!
「はうぅ~☆ボク、ぜんざい大好きだよっ☆」
「どうですか!皆さん!」
「どうもこうもねえよ!コレのどこがお前の言う美少女ゲームだ!」
「一心不乱にぜんざいを食べる少女!美しいじゃないですか!」
「しかもTVチャンピオン風の実況まで入れやがって!」
「どうですか!コレ!」
「駄目に決まってんだろ!」
「じゃあ案がもう一つあるんですけど」
「もういいよ!お前の企画なんて聞きたかねえよ!」
「まあまあ、最後まで聞いてあげましょうよ」
「もう一つの美少女ゲームの肝と言えば服なんですよ。古くは女子高生の制服や看護婦の制服で最近ではメイド服なんていうのもありますね」
「川下さん、言われてますよ」
「うるさいな」
「それでですね僕は新しい萌え制服というのをここで提唱したいんです。今までにない新しい女の子が着る服!僕の考えた企画はこれです!」
ここはアルカトラズ島
地獄に一番近い島
脱獄絶対不可能とうたわれるこの島には
全米から凶悪犯が投獄される
難攻不落のこの島に
羽を折られた悪魔が今日もまた一人・・・
「おう新入り、なかなか可愛い顔してるじゃねえか。この刑務所に来たって事は、そんな虫も殺さねえような顔して、そうとうやらかしてきたみたいだな。だがな、シャバのルールはここでは通用しねえ。ここではこの俺がルールだ。まずはお前の番号から言って貰おうか」
「はうぅ~☆ボク、253番だよぅ~」
「どうですか!皆さん!」
「お前なあ・・・」
「全く新しい制服の囚人服ですよ!」
「アルカトラズに牢名主がいるかどうかとか、色々突っ込みたいところは有るんだけどな・・・」
「女囚ですよ!女囚!」
「もう、怒る気にも・・・・」
「あともう1個企画があるんですが・・・」
「ああ、ああ、聞いてやるよ!聞いてやるよ!聞きゃあいいんだろ!」
「え!聞いてくれるんですか!」
「おう!聞く聞く、超聞く」
「じゃあ話しますよ。美少女ゲームの定番といえば難病です!難病に苦しみながらも精一杯生きようとする少女の姿にプレイヤーは涙するんです!僕はここで全く新しい美少女ゲームの形を提案したい!」
「あー、そういうお題目はいいからとっとと見せてくれ」
「最後の案はコレです!」
続いてのニュースです。
今朝、京都大学医学部付属病院で国内3人目の新型クロイツフェルト・ヤコブ病患者が確認されました。
今回確認された患者は石川県の18歳の少女で、今までに確認された患者で最年少となる為、全頭検査済みの牛の肉の中に、BSE、いわゆる狂牛病の肉が含まれていた可能性が識者から指摘されています。
この件に関して農水大臣の小渕優子氏は「現在、全力で感染経路の特定を急いでいる。検査済みの肉の中にBSE感染していた肉が混入していた可能性については今は何も言えない」との公式見解を発表しています。
それでは記者会見の模様をご覧下さい。
「はうぅ~☆ボク、牛さんになっちゃったよぅ~☆」
「どうですか!皆さん!」
「岸田君、今日までのお給料はちゃんと振り込んでおくから、今まで本当にありがとう」
「何が駄目なんだよ!」
「大体、今どきメイド物なんて流行らないんですよ!」
「反対するなら、お前が別の案を出してみろって、言ってるじゃねえか!」
「僕はさっき出したじゃないですか!」
「何が『本格推理アドベンチャー』だ!そっちの方がよっぽど今どき流行らねえよ!バカ!」
「僕は今こそ、18禁ゲームの原点に帰るべきだと言ってるんです!」
「そんなに原点が好きだったら、そんなゲームMSXで出してろ!」
「まあまあ、2人ともエキサイトしない事ですよ。そんなことでは、まとまる物もまとまらないですよ?」
「そうですね・・・」
「そうだな・・・」
「コーヒーでも飲んで一旦クールダウンって事でお二方、よろしいか?じゃあ岸田君、コーヒー入れてきてくれるかな?ブラック一つと甘いカフェオレを二つ」
「はい。かしこまりました」
「入れてきました」
「ご苦労さま」
「ブラックどうぞ」
「おう」
「あと二つカフェオレです」
「ありがと」
「まあ、企画段階でいろんな可能性を模索するのは悪い事じゃないから、2人ともそうカッカしなさんなって」
「あのー・・・」
「あ、岸田君ありがとう。もう下がっていいですよ」
「いやそうじゃなくて僕にもちょっとだけゲームの企画っていうのが・・・」
「え?君、ずっとそんな事考えてたの?」
「やめとけやめとけ。素人が口出しする話じゃねえぞ、これは」
「まあまあ、いいじゃないですか。若い人の話には耳を傾ける物ですよ。休憩中、彼の話を聞くというのも趣があっていいじゃないですか」
「確かに聞くだけならただですからね」
「ろくでもねえ気もするけどな」
「え僕話してもいいんですか?」
「ええ、いいですよ」
「僕ずっと思ってたんです。最近の美少女ゲームのヒロインは何か一つの食べ物に固執してる事が多いなって。で僕考えてこれは必然だと思ったんです。どういう事かっていうと助平を売りにしない美少女ゲームっていうのは助平の代替行為として助平と同様に本能に根ざした行為である食事にスポットライトを当てることにより、助平抜きでのゲーム進行を可能に・・・」
「ああ、分かったから、分かったから。結局、お前、何が言いたいんだ?」
「ヒロインは一つ大好きな食べ物を持っているべきなんです!」
「お前なあ・・・企画っていうのはな・・・」
「ちょっと待ってみて下さい。彼の話はまだ終わってないみたいですよ」
「それで僕が考えた企画はコレです!」
「こんな分厚い企画書・・・えー!?いつ作ったの?」
「ずっと機会を窺ってました!僕の考えた新しい美少女ゲーム案はこうです!」
第2ラウンドは甘味早食いバトルロイヤルー!
バトルスタート!
おおっとー!早くも神無月選手、もの凄い勢いで食べる食べる!
まるで人間ブルドーザーだー!
ええっ!もう、ぜんざい10杯食べちゃったの!?
だってまだ、2分経ってないよ!?
凄い凄い凄い!
規定の25杯を真っ先に食べ尽くしてしまいそうだー!
あと2杯!
あと1杯!
頑張れ!あとは餅だけだ!
頑張れ!
終了ー!
5分49秒でぜんざい25杯を神無月選手、完食だー!
神無月選手!今の、今の心境を一言で!
「はうぅ~☆ボク、ぜんざい大好きだよっ☆」
「どうですか!皆さん!」
「どうもこうもねえよ!コレのどこがお前の言う美少女ゲームだ!」
「一心不乱にぜんざいを食べる少女!美しいじゃないですか!」
「しかもTVチャンピオン風の実況まで入れやがって!」
「どうですか!コレ!」
「駄目に決まってんだろ!」
「じゃあ案がもう一つあるんですけど」
「もういいよ!お前の企画なんて聞きたかねえよ!」
「まあまあ、最後まで聞いてあげましょうよ」
「もう一つの美少女ゲームの肝と言えば服なんですよ。古くは女子高生の制服や看護婦の制服で最近ではメイド服なんていうのもありますね」
「川下さん、言われてますよ」
「うるさいな」
「それでですね僕は新しい萌え制服というのをここで提唱したいんです。今までにない新しい女の子が着る服!僕の考えた企画はこれです!」
ここはアルカトラズ島
地獄に一番近い島
脱獄絶対不可能とうたわれるこの島には
全米から凶悪犯が投獄される
難攻不落のこの島に
羽を折られた悪魔が今日もまた一人・・・
「おう新入り、なかなか可愛い顔してるじゃねえか。この刑務所に来たって事は、そんな虫も殺さねえような顔して、そうとうやらかしてきたみたいだな。だがな、シャバのルールはここでは通用しねえ。ここではこの俺がルールだ。まずはお前の番号から言って貰おうか」
「はうぅ~☆ボク、253番だよぅ~」
「どうですか!皆さん!」
「お前なあ・・・」
「全く新しい制服の囚人服ですよ!」
「アルカトラズに牢名主がいるかどうかとか、色々突っ込みたいところは有るんだけどな・・・」
「女囚ですよ!女囚!」
「もう、怒る気にも・・・・」
「あともう1個企画があるんですが・・・」
「ああ、ああ、聞いてやるよ!聞いてやるよ!聞きゃあいいんだろ!」
「え!聞いてくれるんですか!」
「おう!聞く聞く、超聞く」
「じゃあ話しますよ。美少女ゲームの定番といえば難病です!難病に苦しみながらも精一杯生きようとする少女の姿にプレイヤーは涙するんです!僕はここで全く新しい美少女ゲームの形を提案したい!」
「あー、そういうお題目はいいからとっとと見せてくれ」
「最後の案はコレです!」
続いてのニュースです。
今朝、京都大学医学部付属病院で国内3人目の新型クロイツフェルト・ヤコブ病患者が確認されました。
今回確認された患者は石川県の18歳の少女で、今までに確認された患者で最年少となる為、全頭検査済みの牛の肉の中に、BSE、いわゆる狂牛病の肉が含まれていた可能性が識者から指摘されています。
この件に関して農水大臣の小渕優子氏は「現在、全力で感染経路の特定を急いでいる。検査済みの肉の中にBSE感染していた肉が混入していた可能性については今は何も言えない」との公式見解を発表しています。
それでは記者会見の模様をご覧下さい。
「はうぅ~☆ボク、牛さんになっちゃったよぅ~☆」
「どうですか!皆さん!」
「岸田君、今日までのお給料はちゃんと振り込んでおくから、今まで本当にありがとう」
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